デュースマリアージュの菅原です。
~なぜ細かいところが気になり、成婚間近で止まってしまうのか~
結婚相談所の仲人として多くの方のサポートをしていると、
「とても誠実で真面目、でも慎重でなかなか前に進めない」
そんなタイプの方に共通する傾向があります。
お相手への思いやりも強く、丁寧に関係を築こうとする反面、
小さな違和感や迷いから立ち止まってしまうことが少なくありません。
仲人としての経験から、
慎重な人が成婚までに時間がかかる理由と
幸せな結婚へ進むためのアドバイスをまとめました。
🌸慎重な人の婚活に見られる傾向
☆細やかで観察力が高い
相手の言葉づかいや態度、LINEの返信の間隔など、
小さなサインにも敏感に気づきます。
その一方で、「気になる点」が出てくると、心の中で大きくなってしまうことも。
> 💬「あの時の言い方、どういう意味だったんだろう」
と考えすぎてしまい、気持ちが前に進まなくなるケースもあります。
☆完璧を求めてしまう
結婚は一生のことだからこそ、「後悔したくない」「失敗したくない」と思う。
その真面目さが、いつのまにか“理想が高くなる”原因にもなります。
「違和感がない人を探す」よりも「違いを受け入れられる人」を見つける方が、ずっと現実的です。
☆ 頭で考えすぎてしまう
感情よりも理性で判断するタイプ。
「好きだけど、条件的にどうだろう」「家族に何て言われるかな」など、
心と頭が別の方向を向いてしまうことがあります。
☆決断に時間がかかる
慎重な人ほど、結論を急がず、じっくり考えようとします。
ただ、結婚は“考えて納得してから好きになる”ものではなく、
“関わるうちに信頼が育っていく”もの。
考えすぎてチャンスを逃してしまうこともあります。
💔成婚間近で止まってしまう理由
慎重な方の交際は、最初はとても丁寧で順調に進みます。
でも、いざ「結婚を意識する段階」になると立ち止まる。
その背景には、こんな心理があります。
「この人で本当に大丈夫かな?」という不安
理想とのわずかなギャップへの戸惑い
親や周囲の意見を気にしてしまう
結婚生活の現実を考えるほど怖くなる
どれも「慎重で優しい人ほど抱えやすい気持ち」です。
🍀幸せな結婚に進むためのアドバイス
1. “違和感ゼロ”の相手はいないと知る
気になる点があっても、それはお互いさま。
相手の欠点ではなく、「一緒に乗り越えられるか」を見る視点を持ちましょう。
2. 安心できる人を選ぶ
ドキドキよりも、「自然体でいられる」「話がしやすい」相手こそ、
長い結婚生活では本当のパートナーになります。
3. 不安は話してみる
考え込むより、正直に伝えるほうが関係は深まります。
話し合いの積み重ねが「信頼」をつくります。
4. 小さな決断を重ねる
デートの提案や連絡のタイミングなど、日常の中で“自分から選ぶ”習慣を。
決断を繰り返すうちに、自分の気持ちにも自信がついていきます。
☆☆慎重な人は、思いやりがあり、誠実で、人との関係を大切にできる人。
その優しさこそ、結婚生活で最も大事な資質です。
ただ、完璧を求めすぎると、せっかくのご縁を自ら遠ざけてしまうことがあります。
結婚は「正解を選ぶもの」ではなく、
**「二人で幸せをつくっていくもの」**です。
小さな違いを受け入れながら、
“安心できる誰か”と手を取り合って進んでいけるといいですね💖











