デュースマリアージュの菅原です。
お見合いのお断り理由を、
一つひとつの仕草や会話、態度を丁寧に観察して、違和感を感じた点をしっかり伝えてくださる。
きっと、それだけ真剣に「良いご縁を見極めたい」と思っているからこそ。
その姿勢自体は、誠実で素晴らしいことです。
ですが、婚活では 「見極める力」よりも「受け入れる柔らかさ」 が大切なときがあります。
相手を完璧に見ようとすればするほど、
どうしても小さな違和感や粗が目についてしまいます。
「話し方が少し軽い」
「服のセンスが違う」
「反応が遅い気がする」
そうやって“違う点”を探すほど、
「やっぱり合わないかも」と感じてしまうのです。
でも、お相手も緊張していたり、
まだ本来の魅力を出し切れていないだけかもしれません。
人を見る時は、両目をしっかり開けてジャッジするよりも、
片目で、時には薄目で見るくらいがちょうどいいのです。
「まぁ、最初はこんなものかな」
「これから知っていけばいいか」
そんな“ゆるさ”が、相手の良い面を引き出してくれることもあります。
お見合いは「合うかどうかを決める場」ではなく、
「お互いの良さを発見する時間」です。
1回会っただけで全てを判断するのは、
まだ入口で引き返してしまうようなもの。
人の印象は、会うたびに変わります。
最初は緊張していたお相手が、
2回目、3回目には穏やかな笑顔を見せてくれることも多いのです。
お見合いでお相手をしっかり観察するのは大切ですが、
見すぎてしまうと大事な“人柄”を見落としてしまうこともあります。
婚活で大切なのは、
完璧を探すことではなく、安心できる人を見つけること。
少し肩の力を抜いて、
片目で、時には薄目で見るくらいの気持ちでいきましょう。
その余裕こそが、幸せなご縁を引き寄せますよ。











